常夏の国ジャマイカの選手が氷上のスポーツであるボブスレーでの活躍を描いた『クール・ランニング』という映画がある。
オリンピックを目指していた陸上選手が、五輪選考会で隣のレーンの選手の転倒に巻き込まれ、オリンピック出場の夢が断たれてしまう。
そこで脚力が要求されるボブスレーに目を付け、転倒した選手を巻き込んで猛特訓し、1988年のカルガリーオリンピックに出場、続くリレハンメルでは14位となった実話を基に作られた映画だ。
今宵はそんなジャマイカのボブスレー選手のようなチャレンジ精神を持ったフラメンカに会いに、赤坂のライブビストロ「ノヴェンバー・イレブンス」へと向かった。
【踊り】相田良子, 沖真悠子, 大野明子, 加藤誠子, 柴田千穂, 津幡友紀
【歌】有田圭輔
【ギター】長谷川暖
踊り手6人とも昨年の新人公演に出場した方たちという面白いブッキング。
この店の名物料理キャベツステーキを食べながらの至福な気分での鑑賞だ。
トップバッターの沖真悠子さんは、時には力強く、時にはしなやかにと、メリハリのあるソレアだった。
大野明子さんはティエント。普段のお茶目な様子とは別人のような、シャキッとしていて安定したリズム感が良かった。
津幡友紀さんのアレグリアスは、元気いっぱいで表情がとても素晴らしかった。
2部は相田良子さんから。メリハリがあって格好良いソレアだった。
柴田千穂さんのガロティンはとてもコケティッシュ。何度も見ているが、とても安定している。
加藤誠子さんは、存在感があって、とても重みを感じるシギリージャだった。
写真は、
1段目、大野明子さん
2段目、柴田千穂さん
3段目、ノヴェンバー・イレブンス名物のキャベツステーキ