ご無沙汰しております。ようやく春がやってきました。当初の予定ではグラナダに行っている時期なのですが、今年は行きそびれています。「スペイン卒業」まであとワンステップ、大切な時なのに思うようにはいかない現実があります。人生ままならないですね。でもそのお陰?で久しぶりに満開の桜を見ることができました。心が少し和らいでいます。桜が咲く頃に学校では新学期が始まりますが、このブログも新学期を迎えました。そういったフレッシュな気持で再開したいと思っています。今回お知らせしたいことがあって緊急投稿です。何か伝えたい時、それができる場所があるのは嬉しいということです。アク―スティカさん、ありがとうございます。
興味深いオンライン講座のご案内

フラメンコの勉強はより良い演技をするために技術を磨いていくことと同時に理論的なことや、スペインの歴史や生活・習慣、広く音楽、文学などにも目を向けていると総合的に理解しやすいと思います。やっていると色々と勉強することがあれこれでてくるのがフラメンコです。そしてフラメンコが好きになるとどうしても気になるのが歌詞 Letra で、これがわからないとイライラします。星の数ほどあります。
詩と言っても色々ありますので文学 Literatura も関係してきます。詩人もいっぱいいます。中でもグラナダの誇りである素晴らしい詩人、劇作家でありながら、その他音楽、美術など多彩な芸術家でもあったフェデリコ・ガルシア・ロルカは沢山の芸術作品やエピソードを残した貴重な人物であったことは周知の事実です。このロルカを勉強する講座が来週から始まります。
声に出して味わう ロルカの詩とスペインの情熱
~人生・作品・ことばを3回で楽しむ~
講師:平井うらら(グラナダ大学文学博士、翻訳家、元立命館大学講師)
日程と内容:
4/14「ロルカを知る」生涯と時代背景―20世紀スペインとロルカの人生
5/12「作品を味わう」詩と戯曲を読む―ロルカ文学の魅力とは
6/9「言葉を楽しむ」原文にふれる、会話を楽しむ―音読とやさしい会話で感じるスペイン語のリズム
時間:13:30~15:00
受講料:10,890円
詳細・受講申込:こちらをクリックしてください。
ロルカはスペイン市民戦争の多くの犠牲者の一人であります。その38年という短い人生で素晴らしい作品を沢山残しました。そして他の著名な知識人、文化人、芸術家たちと交流がありスペインの国宝級の存在でしたが、スペイン内乱で銃殺され非業の死を遂げました。この悲劇というか惨劇が起きてから今年で90年になります。ロルカの無念な悲しい最後、あってはならない現実、時代的な背景を知り、そしてロルカの人生を振り返り、美しい詩などに触れ、会話、言葉を楽しみ、スペイン語のリズムを感じる、音読するとか?ちょっと興味ありませんか?
フラメンコをやっていて半グラナダ人の私にとっては避けて通れないロルカであります。スペインに行く前にフラメンコを始めた頃、ロルカがピックアップして世に出したアンダルシア等で古くから歌われていたという民謡の数々Canciones Populares Españolasを習ったり歌ったりとロルカには馴染みがありました。ロルカの作品を沢山のアーティストが歌っている素敵なCDもあります。「血の婚礼」、「ジプシー歌集」、「カンテ・ホンドの歌」、「ベルナルダ・アルバの家」、「イェルマ」等の作品があり、舞台や映画化されたりしていますね。第一線で活躍しているアーティストを迎え、ロルカの詩集や戯曲、イメージの世界をテーマにしたフェスティバルも毎年夏にグラナダ市で大々的に開催されています。ロルカは皆に愛され、永遠なのです。
そんなロルカの人生や作品を知り、楽しみ、スペイン語の勉強にもなる講座を開催してくれるのは嬉しいことです。来週から月1回6月まで3回のコンパクトな講座、密かに応募している方も多いようです。あなたも受けてみませんか?
講師の平井うららさんは早稲田大学第一文学部卒業、京都外国語大学大学院修士課程修了、そしてグラナダ大学博士課程修了で同大学文学博士です。素晴らしい経歴で頭が下がりますが、実はグラナダ留学時代に大学に通いながらセビジャーナスとかフラメンコをグラナダの舞踊手マリキージャのアカデミーで習っていたというフラメンコファンでもあるのです。一時期あまりお会いする機会に恵まれずにいましたが近年グラナダで再会し、元気に活躍なさっていてとても嬉しかったのです。いつも明るく優しく、そのぽってり笑顔でみんなの人気者でした。きっと有意義で楽しい講座になることと思います。
4/14(火)からですが見逃し配信もあるということで嬉しいですね。是非早急にご検討くださいませ。
→詳細・お申込みはリンク先NHK文化センター京都教室からお願いします。



