ラファエル・カンパージョ来日直前インタビュー!

■円熟の境地を迎えたラファエル、4年ぶりの公演。 全身を楽器のようにして、心地よいコンパスを奏でるラファエル・カンパージョ。無類のコンパス感、俊敏な動き、溢れるパワーと絶妙の緩急。そのテクニックの確かさは、急速に進化し変 […]

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フラメンコは、基本的なコンパスの習得から!

少し時間がたってしまったが、「シティオの眼」で、どうしてもお伝えしたい発表会がある。 11月1日にエル・フラメンコで行われた「Fin de Cruso」だ。 これは、メロンシートこと松村哲志率いるフラメンコロイド(阿部真 […]

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中田佳代子公演「Hermandad~融合」

スペインに居を構え、バルセロナを拠点に活動しながら、日本でも意欲的に舞台公演を行ってきた中田佳代子。生命力にあふれ、コンパスを全身で表現するそのバイレは、タブラオでのステージでもひときわ魅力を放つが、中田のアルティスタ魂 […]

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パコ・デ・ルシア追悼特集 その2 私的パコ・デ・ルシア論  飯ヶ谷守康(ギタリスト)

フラメンコという音楽をワールドワイドなものに押し上げたフラメンコの真の革新者。その活躍はフラメンコの枠に留まらず、卓越したテクニックと新しい境地を切り開く音楽性を併せ持ち、「フラメンコの神様」と称される存在である。20歳の1967年にアルバム"La Fabulosa Guittara De Paco De Lucia(邦題・「天才」)"というソロ・デビュー・アルバムをリリース。第4作目のアルバム(邦題「二筋の川」に収録されたルンバ、"二筋の川"がフラメンコ界は勿論のことスペインのヒット・チャートでも1位を獲得し、彼の名前は一躍スペイン全土に広がった。「ルンバ」のリズムに乗り、ギターの他にベース、ドラム、パーカッション、リード楽器という編成のコンボスタイルを確立、それまでのフラメンコのイメージを一新した。このような偉業を世界に広めるきっかけになったのは、アルディメオラ、ジョン・マクラフリンと共演した「スーパーギター・トリオ」だ。当時のジャズ=フュージョン界で人気を二分する超絶技巧のギタリストを向こうに回し、引けを取らないどころか二人の存在が霞むほどのパフォーマンスを繰り広げたのである。その後もフラメンコ音楽の可能性に挑み続けるが、その確たるフラメンコ性は決して揺らぐことはなかった。代表作「アルモライマ」「シロコ」など数々のアルバムをリリース。
1947年12月21日にスペインはアルへシーラスに4人兄弟の末っ子として生まれる。Paco De Lucia(パコ・デ・ルシア)というのは芸名で本名はフランシスコ・サンチェス・ゴメス。2014年2月26日、滞在先のメキシコで心臓発作により死去。享年66歳。

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パコ・デ・ルシア追悼特集 その1 パコの偉大な創造と根底に流れるフラメンコ性  俵英三(ギタリスト)

フラメンコという音楽をワールドワイドなものに押し上げたフラメンコの真の革新者。その活躍はフラメンコの枠に留まらず、卓越したテクニックと新しい境地を切り開く音楽性を併せ持ち、「フラメンコの神様」と称される存在である。20歳の1967年にアルバム"La Fabulosa Guittara De Paco De Lucia(邦題・「天才」)"というソロ・デビュー・アルバムをリリース。第4作目のアルバム(邦題「二筋の川」に収録されたルンバ、"二筋の川"がフラメンコ界は勿論のことスペインのヒット・チャートでも1位を獲得し、彼の名前は一躍スペイン全土に広がった。「ルンバ」のリズムに乗り、ギターの他にベース、ドラム、パーカッション、リード楽器という編成のコンボスタイルを確立、それまでのフラメンコのイメージを一新した。このような偉業を世界に広めるきっかけになったのは、アルディメオラ、ジョン・マクラフリンと共演した「スーパーギター・トリオ」だ。当時のジャズ=フュージョン界で人気を二分する超絶技巧のギタリストを向こうに回し、引けを取らないどころか二人の存在が霞むほどのパフォーマンスを繰り広げたのである。その後もフラメンコ音楽の可能性に挑み続けるが、その確たるフラメンコ性は決して揺らぐことはなかった。代表作「アルモライマ」「シロコ」など数々のアルバムをリリース。
1947年12月21日にスペインはアルへシーラスに4人兄弟の末っ子として生まれる。Paco De Lucia(パコ・デ・ルシア)というのは芸名で本名はフランシスコ・サンチェス・ゴメス。2014年2月26日、滞在先のメキシコで心臓発作により死去。享年66歳。

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アルティスタが道案内する「フラメンコのもう一歩奥へ」

当サイトの運営母体であり、日本で唯一のフラメンコ音楽ショップとして展開してきた「アクースティカ」が、設立から30周年を迎えました。これに際して、30周年記念イベント「アルティスタが道案内する"フラメンコのもう一歩奥へ"」 […]

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腸(はらわた)からのオレ!を求めて

萩原淳子在西10年記念フラメンコ公演
「ハモンは皿にのせるでけでよい」
【日程】2013年4月6日(土)、7日(日)
【時間】17:30開場 18:00開演
【会場】川崎市アートセンター"アルテリオ小劇場"
【出演】萩原淳子(バイレ)、ミゲル・ペレス(ギター)、モイ・デ・モロン(カンテ)
【入場料】SS席7500円(両日完売御礼)、S席7000円、A席6000円 車椅子席・お子様抱っこ席(未就学児可)6000円、高校・大学生全席5000円、小中学生全席3000円
【チケット申し込み】ご希望の方は、①氏名 ②郵便番号 ③住所 ④電話番号 ⑤メールアドレス(PC)⑥公演日 ⑦席種 ⑧チケット枚数をticket.layunko@gmail.com までご連絡下さい。
フェスティバル・デ・ヘレス併行アクティヴティ
「萩原淳子ライブ」
【公演日時】3月2日(土)13:00開演
【場所】Galería Sánchez de Lamadrid(Calle Pozo del Olivar 19, Jerez de la Frontera/「ギャラリー・サンチェス・デ・ラマドリッド」(ポッソ・デル・オリバル通り19番、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ)。アントニオ・エル・ピパのスタジオの近く。
【出演者】踊り/萩原淳子 ギター/ミゲル・ペレス カンテ/モイ・デ・モロン
【入場料】無料

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シティオが注目する 3人の来日アルティスタたち

■島村香フラメンコ公演「al Natural,mi Tierra」
場所:草月ホール
日時:2012年11月30日(金)開場18:00 開演19:00
チケット:8500円(全席指定)
出演:B=アンドレス・ペーニャ、島村香
C=ヘスス・メンデス、ダビ・カルピオ
G=ハビエル・パティーノ、小林亮
予約&問い合わせ:島村香 Mail;alnatural.mitierra@gmail.com(FBのDMでも可、http://www2.ttcn.ne.jp/canasta-xeres/
■林結花ソロリサイタル「AÑEJO~時を超えて~」
日時:2012年12月6日(木)開場18:30 開演19:00
場所:四ツ谷区民ホール(東京/新宿御苑前)
チケット:S席¥7,000、A席¥6,500
出演:B=林結花  G=アントニオ・モジャ
   C=マリ・ペーニャ、デシエゴ・ゴメス
予約&問わせ:090-1778-5242(エストゥディオ・ベンパカ)Mail:yuka@ven-paca.com
■鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコ舞踊団公演「愛こそすべて~完全版~」
日時:2012年12月8日(土 開演14:00 18:00 9日(日)14:00
   (開場は各開演時刻の30分前)
場所:ル テアトル銀座by PARCO 
出演:B=鍵田真由美、佐藤浩希、アルテイソレラ(鍵田真由美・佐藤浩希    フラメンコ舞踊団)、矢野吉峰、権弓美、板倉匠、
    C=フェルナンド・ソ、ホセ・ガルベス、アナ・デ・ロ    
    ス・・レジェス 
    G=マレーナ・イーホ 斎藤誠、P=大儀見元
チケット:SS¥9000/S¥7000/A¥5000/ボックスシート(2名))¥17,000(全席指定)
予約&問合せ・ご予約:●チケットスペース 03-3234-9999 03-3234-9999(オペレーター対応)
●チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:422-811)http://pia.jp/t/ ●ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:36757) 0570-000-407(オペレーター対応)http://l-tike.com/●イープラス http://eplus.jp/

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第1回クンブレ・フラメンカ・デ・ハポン写真レポート

日程 2012年10月25日(木)~(土)
出演 25日(木)屋良有子 鈴木敬子 石井奏碧 高橋英子 他 26日(金)萩原淳子 森田志保 沖 仁 AMI 他 27日(土)松丸百合 石井智子 徳永健太郎 小島章司 他  ※パルマス講座、講演「日本におけるスペイン」も行われた。
会場:セルバンテス文化センター東京 オーディトリアム
主催 セルバンテス文化センター東京

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菊地裕子/特別寄稿 ドローレスの海に抱かれて

ドローレス・アグヘータ来日公演「ヒターノのうた」
【出演】 カンテ: ドローレス・アグヘー タ、ギター: ディエゴ・アグヘータ 他 
【日時】8月11日(土) 19:30開演(18:00開場)、12日(日) 17:30開演(16:00開場)
【会場】 ロス・ピンチョス (福岡)

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