DSCN1664.JPG快晴のアンダルシアの青空の下、今年もヘレス・デ・ラ・フロンテーラで毎年恒例のフラメンコフェスティバルがスタートします。回を重ねるごとに、このフェスティバル期間に合わせたイベント-Actividades paraleras-も充実してきており、ヘレスの街中で様々な形でフラメンコを感じられる二週間となりそうです。

フェスティバル主催のクラスの他、地元のフラメンコスタジオによるレッスン、フラメンコについて学ぶレクチャーなど申し込みが必要なものの他に、ふらりと立ち寄れる展示会も各種で開かれています。フェスティバル公演のメイン会場であるビジャマルタ劇場には、昨年のこのフェスティバル中に訃報が流れたパコ・デ・ルシアの回想展、映像を使ったフェリクス・バスケス氏(Felix Vazquez)による「Coleccion de retratos」、セビージャでも公開されていた写真家パコ・サンチェス氏(Paco Sanchez)の「Miradas de Bailaoras」などがあります。まずは昨夜、今年のフェスティバルのプログラムやポスターにも使われている、写真家ハビエル・フェルゴ氏(Javier Fergo)の「Bailando en plata」のオープニングに伺ってみました。

IMG_6048.jpgアレナル広場のすぐ近くにあるギャラリーFedarte(Calle SanPablo 4)は、18世紀の建築をそのまま内部に残した、ちょっと落ち着ける小さな空間。そこに写真に水彩のタッチを加えてた新しいスタイルの作品が展示されていました。マヌエル・リニャン(Manuel Linan)やアナ・モラーレス(Ana Morales)らの現代のフラメンコアーティストの写真が元となっているのですが、どこかアンティークな雰囲気を醸し出す作品となっています。このギャラリーでは。フェスティバル期間中、地元のギタリストによるフラメンコギターの演奏や詩の朗読なども企画されています。ビジャマルタ劇場での公演が始まる前、ちょっと立ち寄るのも良いでしょう。(右上写真は開催期間中のイベントプログラム。ギャラリーのオープン時間は、月-木16:30-21:30、金、土は12--14:30,16:30-22:00、日曜は12-14:30)

フェスティバル初日の今夜、2月20日は、地元のバイラオーラ、メルセデス・ルイス(Mercedez Ruiz)によるビジャマルタ劇場公演。続いて夜中0時から、カンタオール、ミゲル・オルテガ(Miguel Ortega)のコンサートと2公演が予定されています。「え~、二つも?!」と思われるかもしれませんが、フェスティバル中は"はしご"は日常茶飯事。せっかくだから、できるだけいろんなものを観聴きして、吸収したい!という人にはうってつけです。明日は、19時からカンタオーラ、ロシオ・マルケス(Rocio Marquez)のコンサート、21時からビジャマルタ劇場では、チケット残席わずかという人気ぶりのマヌエラ・カラスコ(Manuela Carrasco)の公演。そして0時からは、セビージャのバイレ・フラメンコを受け継ぐ若手の星、ルイサ・パリシオ(Luisa palicio)の公演という三本立て。そのほかにも夜中のペーニャ、オフ・フェスティバルのコンサートなど盛りだくさんの二週間の始まりです!DSCN1658.JPG(写真:左からロシオ・マルケス、ルイサ・パリシオ、マヌエラ・カラスコ、フェリクス・バスケス)

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