昨年の3月、日本で大きくコロナ感染が報道されていたスペイン。本来なら2月に開催される毎年恒例のフェスティバルは日程を延期し、本日から開催されます。
今年はフェスティバル25周年という節目の年。本来なら世界各国から人が集まり、より盛大に様々な記念企画もあったことでしょうが、例年ほどの集客は難しいこともあり、コロナ禍の今の情勢に合わせた形での開催となるようです。
初日の公演は、エバ・ジェルバブエナの新作「Al igual que tu」。ヘレスのフェスティバルでの新作の初演は3作品目。劇作家のアルフォンソ・スーロが台本を担当し、演出にも関わっています。そして、共演者には、ベネズエラ人のダンサー/振付師のフェルナンド・スエルス・メンドーサを迎え、他ジャンルのダンスとのコラボもあるようです。
「あなたと同じように」と言う意味のタイトル。コロナ禍の生活の中で気づいたこと、本当に必要なものへの気づき、そして自分の土台を改めて探求する時間の中で生まれた作品です。出演者は、踊りはエバの他に2人だけ。音楽は、いつものように夫のパコ・ハラーナが担当し、最近のエバ作品のミュージシャン達が再び揃っています。
今年のフェスティバルは、現地に行って実際に見ることができないため、公演についてフラメンコ・ウォーカーとしての視点ではお伝えできませんが、興味のある方が直接確認していただけるような情報やメディアをFacebookページなどで、その都度ご提供できればと思っています。
また、こちらも恒例となったオフ・フェスティバル企画が開催されるヘレスのタブラオ「Guarida del Angel」からも、毎日のショーが配信されるようです。
プログラム、及びストリーミングの購入は、こちらから。
購入画面は途中から英語で表示されていました。下記は、ご参考までに。
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新しいフェスティバル、そしてフラメンコとの付き合い方も楽しんでいきましょう!
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