カチューチャ便り
クリスマスのフラメンコ
スペインの師走は日本と同じで募金や慈善コンサートなどの歳末助け合い運動が盛んです。そんな中クリスマスNavidadは始まり、クリスマス宝くじもありまして盛大にテレビで当選番号が決まる様子など放映されます。
人気のアルカンヘル、クリスマスの始まり
スペインの師走は出だしに6日、8日と祝日が続き、多くの人が連休を活かして小旅行に出たり、街を散歩したり、休日を楽しみます。この時期からクリスマスのイルミネーションがすっぽりと街を覆い、クリスマスソング(ビジャンシーコ)がどこからともなく聞こえてきて、とても活気づきます。スペイン最大のフィエスタ、クリスマスNavidad(ナビダ)の始まりです!
ビックなニエト、ある日のスタジオ・カチューチャ、そして夏のフラメンコなど
この春のビックニュースはやはり5月末にグラナダ期待の若きギタリスト、フォアン・アビチュエラ・ニエト(名ギタリストであるフォアン・アビチュエラのnieto孫という意味の名前)の初CDが発売されたことです。彼はグラナダの誇りです!グラナダの名門家系から出た新星、
世界舞踊祭とカルメン・デ・ラス・クエバス
4月29日は国際(世界)舞踊の日Dia Internacional de Danzaでした。世界各国でジャンルを問わず舞踊祭がおこなわれているようですが、グラナダではこれに因んでグラナダ・エン・ダンサという団体ができ、昨年から活動を始めています。グラナダ市の協力を得て、いろいろな舞踊団、舞踊グループが参加する公演が2月~5月に渡ってイサべル・ラ・カトリカ劇場でありました。
フラメンコのモニュメント、十字架祭、体験レッスンなど
4月、5月のアンダルシアはフェリア(春祭り)が各地であります。セマナ・サンタ(復活祭)が終わって2週間後にセビージャではフェリア・デ・アブリルが始まります。毎年同じ日程ではないのですが4月中旬から5月初旬になります。アブリルは4月のことですが、今年は5月になってから始まり、天気も良く、とっても暑い、熱~いフェリア
春のフラメンコ、ディエゴ・カラスコ他
グラナダの街に、ここ数年タブラオが増えました。観光客が押し寄せるグラナダ。アルハンブラ宮殿には当日急に思い立って行ったって、チケットは売り切れで入場できない状況です。観光客目当てのタブラオが増えたのです。土地の人には高い価格です。でも中には、入場料が比較的安いけどタブラオとは言い難いお店などでも
セレモニア・デル・リオ Ceremonia del Rio
4月8日はロマ人の国際記念日で、1971年ロンドンでの世界ロマ会議で制定されたということです。ロマ人は遥かインドから長い年月をかけてやって来た放浪の民ですが、ヨーロッパ各地に定住したロマ人は1000万人以上いるそうです。スペインには15世紀中頃に、グラナダにはレコンキスタの頃に兵士に混じってやって来たとも言われています。