横浜市、中国の泉州市,韓国の光州広域市の3都市で様々な文化芸術イベント等を実施する、3か国共同の文化事業「東アジア文化都市」が今年から始まる。
政治的には決して良好とはいえない東アジアではあるが、文化交流を通じて少しでも関係が修復されるのを願うばかりである。
2月25日にはパシフィコ横浜にてオープニング式典&コンサートが開催されるようだ。
コンサート概要
日本のフラメンコのアルティスタは、一人一人みなが日本とスペインの文化交流大使だ。
そんな敬意を持ちつつ、高円寺の老舗タブラオ「カサ・デ・エスペランサ」へ向かった。


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今宵は、「Latido al cante2(カンテの鼓動)」と銘打ったカンテライブ。
日本フラメンコ協会会長の濱田滋郎さんが名づけ親とのこと。
7年前にここカサ・デ・エスペランサで同様のカンテライブを行った時は惨憺たる集客だったとのこと。
しかしその間、日本でも着実にカンテファンが増え、たくさんのお客さんに集まってもらえたことが感慨深げな濱田会長のご挨拶から始まった。
【歌】森薫里、佐々木紀子、齊藤綾子、濱田吾愛
【ギター】今田央、内藤信
ライブは通常と同じ2部構成で、4名のカンタオーラが各部1曲ずつ披露と頭にギターソロ。
1部は今田央さんのマノロ サンルーカルのブレリアで、2部は内藤信さんのグアヒーラだった。
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カンテソロの方は、
齊藤綾子さんが、サンブラとグラナイーナ。
佐々木紀子さんが、ブレリア・ポル・ソレアとアレグリアス。
森薫里さんが、ペテネーラとタランタ。
濱田吾愛さんは、マラゲーニャとタンギージョ。
カンタオーラ皆さんの意気込みをヒシヒシと感じ、カンテを楽しんでもらいたいと一生懸命な姿に心打たれた。
また4人一同に集まることによって切磋琢磨するだろうし、創意工夫が随所にみられたのが良かった。
齋藤綾子さんは、サンブラでベリーダンスで使うジルを使っていた。聞くと吉祥寺のベリー用品店で教則DVDを買って練習したとのこと。
次回はどんな工夫が見られるのが楽しみだ。
リンク
森 薫里ウェブサイト
齊藤綾子 - ayakocantes jimdo page!
濱田吾愛のカンテ指南
内藤信 Flamenco Guitar
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アクースティカ倶楽部

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