スコットランドの北東部ネス湖の近くに、国連にNGOとして認められているフィンドホーンというスピリチュアルなコミュニティがある。
フィンドホーン湾に面した荒地に三人の大人と三人の子ども達がトレーラーハウスを置いて住み、自然の精霊の声に傾けて野菜を作り始めたところ、そんな荒地では出来るはずのない立派な野菜が採れたことから評判になる。
調査に来た地質学者の「そこには目に見えない愛のエネルギーが存在しているとしか言いようがない」という報告が世界中に知れ渡り、フィンドホーンは愛のエネルギーが満ち溢れるパワースポットとして世界中から人々が集まるようになったという。
今宵は、そんなフィンドホーンの活動の橋渡しをされている広瀬麻奈さんが出演するライブを観に、高円寺の「カサ・デ・エスペランサ」へと向かった。

【踊り】広瀬麻奈, 土井わかな, 本多清見
【歌】大橋範子
【ギター】内藤信
呼吸を通して、体の内側の声を聞きながら踊ることを追及する広瀬麻奈さん。
大人っぽいソレアと背の高さを生かした大きくて恰好良いアレグリアスでした。
フラメンコ通にも、初めての人にも魅せることを第一に考えて踊る土井わかなさん。
タラントもソレアポルブレリアもいつもよりかなりスローなテンポだったが、また違った良さがあった。間をもたせられるのが凄いと思った。
踊りからも人柄の良さが伺える本多清見さん。
1部のアレグリアスはちょっと緊張しているかなという感じだったが、2部ではタメの効いた素晴らしいティエントでした。

帰り道、高円寺駅であと10秒というところで終電を逃したのは残念だったが、ホンワカとした温かいライブだった。
【リンク】
広瀬麻奈 | 北軽井沢マナハウス
 土井わかな FLAMENCOおどりこ録 2
内藤信 | guitar class
写真は
1段目、広瀬麻奈さん
2段目、土井わかなさん
3段目、本多清見さん