Hola a tod@s!
(みなさん、こんにちは!)
8週間ほど日本に帰国して、
第ニの故郷ヘレスに戻ったよ。
私にとっては日本もヘレスも『帰るところ』
さてさて、
スローライフフラメンコinヘレスの再開ということで。
まず最初にやったのが家の掃除と片付けとベジタリアン料理。
スローフラメンカな私としては
これらも重要なフラメンコ活動なのだ。
(その関連性は後日どこかで書きましょう)
日本で流行ってた『こんまり流』での書籍整理とベジタリアン寿司作りをする。
それらがひと通り終えた後に、
持って帰ってきたインスタントおしる粉をすすりつつ
(ひとり日本を懐かしむ図をご想像ください、笑)
日本でのクラスやワークショップを思い出してみた。
大きく分けると二種類あった。
『スローフラメンコでつかむヘレスのブレリア』と『スローフラメンコワークショップ』
スローフラメンコワークショップの方は、
場所や参加者、コラボレーションした方によって少し内容が違う。
この写真はスローフラメンコ入門。
初心者オッケーのワークショップで『オレ!』のハレオを体現する練習。
スロフラにとってこの『オレ!』はとっても大事な大事なポイント。
もちろん専用シューズなしの普段着で。
創造カフェギャラリー『アグレアブル・ミュゼ』にて。
『遊んでつながるリズムのわ!』初心者大大歓迎だったワークショップ。
アロマで心を解放し、リズムで遊んでコミュニケーション
『スローライフフラメンコ×アロマセラピー』
スローフラメンコのワークショップでは
ブレリアは『ぞうさん』の歌
タンゴは『森のくまさん』の歌を使うこともある。
それに乗って体を動かす。
振りはごくごく単純、
もしくは歩く程度しかしない日も。
なぬ?ぞうさんだと!!!そんなのはフラメンコと呼べるかあ!
というご批判、おしかりなどしっかりお受けいたします。
そのご意見ごもっとも!でございます。
私だって
フラメンコに日本語が入るなんてずっこける!
とずっと考えていた。
今だってそう思わないこともない。
だけど、
スペイン生活18年、うちヘレス15年の間に
その考えが変わった。
外国人として
日本人としてフラメンコを学んで行くプロセスは
いくら一流スペインアーティストでも教えてくれない。
だって、彼らには分からないもの。
私たちのこの汗と涙の大苦労!!笑。
日本で、
しかも大人になってからフラメンコを始めた人たちのための学びの方法って?
プロの世界を引退し、
スタジオで練習しなくなった10年もの間
私はこのことを考えるともなく考えてきた。
「スロー』という言葉を使い出してからも同じ年月が過ぎ、
その間いろいろと自分なりに模索してきた。
(初期に実験台!?になってくれたみなさん、ありがとう!)
そして、
最近は自分の中で何かがはっきりしてきたようだ。
それは、
「邪道という道でフラメンコの種を撒こう」と!爆笑。
というわけで、私本人にとっては
かなりの本気プロジェクトなのだ。
ゆったりやるけど、しっかりやるの。
たとえ『ぞうさん』を使っても、
それで普通のブレリアが上手くなる人も
世の中にはけっこういるんだと信じてるしね。
ま、フラメンコの前に『スロー』がついているんだもの。
学んでいく方法が典型的じゃないのは始めから想像できるよね。
ほら写真見て!
私はフラメンコシューズ履いてないし、
(サンダルでもよかったんだけどね)
なにやらおいしそうなおやつが映ってたり、
みなさん椅子にどかっと座ってるし、
あるワークショップでは座ってるのが、なんとソファだもんね。
ここに写真はないけど寝っ転がってのワークもよくやったよ。
そして、気になる参加してくれた方々の感想はというと。。。
>「間違えていい」というスタンスでフラメンコに触れたのが初めてでした。気持ちが湧き立つように楽しかったです。
>フラメンコって私にとっては、好きだけど遠いものだと思っていました。綺麗なドレスとお化粧、厳しいお稽古、険しい表情というイメージだったのですが、そうじゃないもっと身近なのもあるんだ~(@0@)と、目からうろこがバサバサ落ちてゆくひとときでした。生きてるー!という感覚を取り戻せたような一日でした。こんなに楽しいと思ったことは最近なかったかも、というぐらい久しぶりのことでした。参加した人みんながいきいき輝いていて、みんなそれぞれとっても美しくて、自分も自分のままで素晴らしいのだ!と、心から思うことができました こんなにめいっぱい、歌って踊って楽しめたのは本当に久しぶりです。
>『ぞうさん』がブレリアになり、いつの間にフィエスタへ〜。真紀ちゃんの自然なリードでブレリアのリズムの輪ができて、一人一人が歌い、踊り...あまりにも自然な流れだったのでフラメンコを知らない人たちがいることを忘れてしまった(^^;;
>コンパスのエネルギーの輪の中に入れていただくといったまたしてもミラクルな体験をさせていただきありがとうございました。コンパスが中に入ってきてくれなかったのは、私が何かしらでブロックしてたんですね。スローライフフラメンコでミラクルで幸せな体験をみんなでしていきたいですね。
>スローフラメンコ、一言で語るのは難しいけども。オープンハートのワーク・自愛、自尊心を育むメソッドでもあり 自らと同時に他者とのコミュニケーションでもあると思う。超難しいブレリアだって真紀ちゃんのスロフラにかかればものの5分でリズムの輪が生まれ、いえいえ私は出来ません→あら気持ちよく出来ちゃった♪になる。
なんだ!
『ぞうさん』大好評じゃないの!
っていうか
「2度と来るか!」と思った人たちは私に感想送ってくれないだけかも、笑。
これはシティオ塾主催で最終日の『スロフラでフィエスタ』。
スロフラ流な、椅子とリゲームまであったフィエスタ。
次回の記事には
もう少し詳しくクラスの感想
そして今後のスロフラの展望などを書くつもり。
ところで、
ヘレスはただ今、フラメンコフェスティバルの真っ最中。
ヘレスに住んで稼ぐ者にとっては
劇場の公演のチケット代は高いので
お財布と相談しつつリーズナブルに楽しむことにする。
昨日は、無料ライブを3つかけもち。
その間に飲み食いしても約2000円くらいしか使わなかった。
自宅から各会場まではだいたい歩いて15分以内だから
交通費はゼロだしね。
フラメンコライフには恵まれてるよなあ。
と贅沢な場所に住んでいることを再認識した。
ニーニョヘロの孫たちというタイトル。子供たちのかわいくもレベルの高い歌と踊り。
下の写真は、はカルロスサウラの映画(古い方の)『フラメンコ』の最初のブレリアでペッタンコ靴で踊るマヌエラヌニェスの娘トウリアーナ。
会場写真は撮らなかったけど
ステージの周りには他の子供たちやママさんでいっぱい。
これはバルでの飛び入り参加オッケーのフラメンコライブ。
シェリー酒を飲みながらだし、
リラックスしてて楽しいよなあ、
なあんて、ゆるみまくって笑っていたら
お金すられてた!
ヘレスはけっこう安全な町なんだけど
たまにはあるよね、こういうことも。。。。
『スロー』は『すろう(スリしよう)』
じゃないんだが。。。。笑