毎年恒例のヘレスのフラメンコフェステイバル。
今年は2月22日から3月9日まで。
失業率が40%近い大不況のヘレスも
この2週間は稼ぎどきってことで
普段はフラメンコやってないいくつものバルが
ほぼ毎日イベントを開催していた。
料金は、無料のがほとんどで、とっても数ユーロ。
これらは非公式のプログラム、
フェステイバルにあやかっちゃうよん、ってやつです。
特に今年は稼ぎ時を逃したくないこれらのバルのお陰で
もう町中がフラメンコだらけになった!
いろんな国から来たフラメンコファンを相手に商売大繁盛!
私たちヘレスに在住するものとしても、
この非公式のイベントは出費が抑えられてとてもうれしい。
だって、劇場のチケット、一番遠い席で27ユーロ(3300円くらいか?)もするんだもん!
ここでは月に公式の最低賃金650ユーロ(78000円)稼げてる人はまだよくて、
失業保険ももう切れて
うわあ、住宅ローンどうしよう!
って人たちがほんといっぱいなんだよ。トホホのヘレス。
私も、せこくお弁当持参したりして出費を抑えつつ、いくつかのイベントに行ってきたよ。
サルモネテ、エル トルタ、カプージョのカンテ。24時。1時間遅れで始まる。12ユーロ。
こんな感じのボデガ(バルとレストランの中間のようなバル)だった。
サルモネテは健康を害していたりして、あんまり公には出てこなかった歌い手、ギターはラモン トウルヒージョ
闘牛士のポーズのトルタ、ギターはパコ ララ
カプージョは最後にブレリアやタンゴで盛り上げる。ギター、ニーニョ ヘロ。
これは、メルセデス ルイスとクルシージョの生徒達による、路上パフォーマンス。12時。無料。
劇場近くのタバンコ(樽からのシェリー酒が飲めるバル)エル パサへでもフラメンコ。23時。無料。
多目的スペースのバル、グアリーダ デル アンヘル。0時20分。20分遅れで始まる。6ユーロ。
踊り手 フェルナンド ヒメネス。
夜中、霧のヘレス。