こんにちは!
もう秋ね。
日中はまだ暑いけど、朝晩は肌寒い。
ヘレスは10月27日の日曜から冬時間になったよ。
いつもこの時期、
10月最後の日曜日に夏時間から冬時間になるのだけれど
学校にも、オフィスにも行ってない私は、
気付かずに過ごしてしまうこともたびたび。
夏から冬時間の場合、
日曜の夜中に時間が1時間遅れる。
午前2時が突然午前1時になるのだ。
日曜の朝、いつものように目覚まし時計で8時に起きても、
実際は冬時間の7時ってこと。
(冬から夏は反対ね。1時間進んじゃう)
パソコンの時計は自動的に変わっても
家にある普通の時計はもちろん手動。
家中の時計を1時間遅らせないといけないわけだ。
私は今年もミスった。
午後5時の待ち合わせで、
30分待ちぼうけの後ちょっとイライラしつつ相手に電話すると、
友達「あ、Maki?30分後にガソリンスタンドだよね?」
私「さ、30分後って、30分過ぎてるんだけど!」
友達「ん??ああ時間変わったの知らないんだ」
私「!!!!!」
こっちの人たちのすごいのは、
数日前までほとんど人が
いつ時間が変わるか分かっていないか、気にしていないこと。
人に聞いても「いつからだったかなあ」ってな反応。
ニュースでしょっちゅう呼びかけるというようなこともなく、
ある日の夜中に時間が1時間早まったり、遅くなったりするのだ。
休日の日曜に変わるから
不注意だったとしても、月曜日の出勤時間までにはだいたいの人が気付くわけだが。
(今日、月曜のブレリアクラスの生徒さんたちも全員ちゃんと時間どおりに来たしね)
それにしても、日本だったらこの1時間の差はとんでもなく重要だから、
絶対に忘れない、間違わないように
あらゆるメデイアが数週間前から報道するんじゃないかなあ。
そんなことしなくても、気付くスペイン人ってすごいなあ、笑。
話変わって、ひとつご報告。
10月のある週末に、私が立ち上げた地域通貨グループ「Zoquito」がイベントを開催。
そのひとつの出し物が外国人による(あ、ここでの外人とは私たちのことね)
フラメンコとベリーダンスのセッション。
踊りにブラジル人とレバノン系フランス人、ギターにイラン系アメリカ人、
パルマにギリシャ系フランス人(myダンナさん)とわたくし日本人。
そして、カンテには我らが誇る日本の一流カンタオーラ、今枝ゆかちゃん!!
フィン デ フィエスタで踊ったのもアルゼンチン人だったし、
じゃあ、いったいどこにヘレス人???
ああ、居たー!観客席にいっぱい!
ブレリアの本場ヘレスでも、こういうことあるんです。
日本人がみんなサムライや芸者ではないように、
ヘレス人もみんなフラメンコアーテイストなわけではなし。
お客さん、みんな感激、感動してたよ。
この外人のアーテイストたちのお陰で
私はみんなに褒められた。
「Makiすごい、すごいよ」って。
(私は、手しか叩いてないんですが。。。)
まるでこのグループの代表者でもあるかのように
「そーだろ、そーだろ、すごいだろー」って
答えておいたよ。
Viva 私たち!