とあるアフリカ・ミュージシャン、
西アフリカ、セネガルのパーカッショニストとセッションした時の話である。
「君は自分の心臓の音を聞いたことがあるか?」
黒い肌の奥のギラギラと輝く白い眼で彼は私に言った。
無論そんな発想など考えた事もなく私は否定した。
リズムの故郷はアフリカにあるというのは、実はこんな理由からである。
後にフランス人やイギリス人によって、
キューバ、ブラジル、ジャマイカ、アメリカなどの新大陸へとリズムは移植され
その土地特有のリズムが生まれるが、
そのルーツはやはりアフリカである。
もうひとつ、
アフリカン・パーカッションは、狩猟の際シャングルの中での交信手段でもあり、
とくにトーキング・ドラムの名前の由縁はまさにその理由である。
ちなみにヨーヨー(スペイン語でジョジョ)は狩猟の道具である。
ドリニタードでは黒人たとがコンガで会話をしてクーデターをおこすのではないかと
ドリニタードの政府は警戒しコンガを禁止にした。
すると石油産出国で石油用のドラム缶で溢れるドリニタードの黒人たちは、
そのドラム缶で20世紀最後のパーカッション、スティール・パンを誕生させてしまった。
リズムの裏側にはこんな話がたくさんある。
しかしアフリカ人だからと言っても、みんながみんな素晴らしいわけではない。
アフリカにも「マリの<コラ」と言う弦楽器がある。
あるマリのミュージシャンが三味線を演奏していた。
めっちゃ下手である。
なんとその席に三味線の師匠も同席しており、
その聴くに耐えない三味線の演奏に客も含め師匠までが大絶賛していた。
おまえら耳腐ってんのちゃうか! 外人やからゆうてよいしょしすぎじゃ、ボケ!
俺が世界中のミュージシャンに言われてきた言葉をそのままかえしたろか?
キミタチニボクラノキモチヲリカイスルコトハデキナ~イ
せめて聴ける位の最低限の演奏やんなよ!
毎度、ISSEYだす。もうさむなりましたな~。
サンタさんも今頃クリスマスの準備で大変でっしゃろな~。
さて、リズムのルーツは心臓にあるっていいましたが、
まさにフラメンコがそうでっせ。