大阪市の橋下徹市長は文化団体への補助金の見直しをしている。
人形浄瑠璃の文楽協会運営費は、13年度の入場者が年度内10万5千人以上ならば満額の2900万、それ未満なら入場者1人につき約1930円ずつ削減し、9万人以下ならゼロという指針を示していた。
埼玉に住むフラメンコ関係の友人が、文楽は観たことないけれど応援しなければと、大阪まで2日間で3公演を観に行った。
大阪から帰ってきたその日に会ったのだが、開口一番「文楽はフラメンコだよ」と興奮気味に話しだした。
なるほど太夫、三味線、人形遣いの三業(さんぎょう)はまさに三位一体だし、人形もアイレたっぷりだ。
友達の応援も空しく基準には満たなかったようだが、フラメンコが日本に比較的受け入れられているのは、そもそも下地があったのではなどと思いつつ、今宵も高円寺のタブラオ「カサ・デ・エスペランサ」に向かった。
【踊り】大塚香代、大野環、齋間あゆみ
【歌】齊藤綾子
【ギター】金田豊
大塚香代さんはシギリージャとカンティーニャ。
圧倒的な存在感、圧倒的なスピードとパワー、テクニック。
息をつく暇もないとはまさにこのこと。感動的だった。
4月13日(日)の昼には、新宿エルフラメンコにて、浅見純子さんと2人のライブ「DOS」第2弾があります。
「ゾロ ザ・ミュージカル」に出演していた大野環さんはバンベーラとティエント。
何度も拝見していますが、ショーとしての魅せ方が素敵なエンターテイナーだ。
フラメンコの一番初めの師匠が大塚香代さんだったとのこと。
斎間あゆみさんは、ティエントとソレア。
結束の固い子弟関係の中に入って、さぞかし踊りにくいのではと勝手に想像していたが、ソレアは初出しとは思えないほど堂々として素晴らしかった。
【リンク】
大塚香代フラメンコ舞踊教室
大野環 フラメンコアカデミア "EL ANILLO"
齊藤綾子 - ayakocantes jimdo page!
写真は
1段目:大塚香代さん
2段目:大野環さん
3段目:齋間あゆみさん