2012年の夏、新人公演での徳田志帆さんは印象的だった。
ステージに登場するや否や、一気に会場の空気を掴んだ。
師匠の吉田久美子さんを彷彿させる、畳み掛けてくるソレア・ポル・ブレリアは圧巻だった。
(こちらの株式会社ビデオのサイトで一部が見れる)
翌2013年、MARUWA CAFコンクールでコンセルバトリオ賞を受賞しスペインに渡ることになる。
2014年からは活動の拠点をスウェーデンに移し、ノルウェー、フランス、キューバなどでもライブ、教授活動を行っている。
そして今宵は、2年ぶりの一時帰国ライブ。
【踊り】徳田志帆, 梶山彩沙, 田村陽子
【歌】大橋範子
【ギター】長谷川暖
2年ぶりに観る徳田志帆さんはアレグリアスとソレア・ポル・ブレリアだった。
スウェーデンでの生活がそうさせているのか、洗練されたフラメンコに感じた。
これから地元鹿児島に寄ってからまたすぐに戻るようだが、今後どんな風に進化していくのかまったく想像がつかない。
また時をおいてお会いするのが楽しみだ。
梶山彩沙さんはソレアとアレグリアス。
本人は凄く不満のようだったが、普段と違ってしっとりと落ち着いた感じのソレアは観る方としてはかなり良かった。
そして間もなくムルシアのラ・ウニオン市で行われるカンテ・デ・ラス・ミナスコンクールに日本代表として出演される田村陽子さん。
なんとエスペランサ出演は初めてとのこと。
コンクールで必須のタラントは、一部修正が入るようだが素晴らしい完成度。とにかく体の線が綺麗で、その情感たるや筆舌に尽くしがたい。
息が詰まるような渾身のシギリージャも素晴らしかった。
きっといい知らせを聞かせてくれるに違いない。
徳田志帆さん
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梶山彩沙さん
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田村陽子さん
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【リンク】
徳田志帆 オフィシャルウェブサイト
フラメンコアーティスト梶山彩沙 Official WebSite
LA FUENTE 田村陽子フラメンコ教室