昨夜は、日本のフラメンコ界の至宝が高円寺に集結した。
人気のパセオフラメンコライヴの中でも、あっという間に席がうまってしまったという中田佳代子さんのソロライヴ。
【踊り】中田佳代子
【歌】石塚隆充
【ギター】鈴木尚
【バイオリン】SAYAKA
【カホン】GENKI
SAYAKAさんの泣くような音色のバイオリンで始まったタラント、パリージョを使ったシギリージャ、アレグリアス、カンテソロを挟んで、カーニャ、フィンデフィエスタと踊りは5曲。
前日にスケートで捻挫したとは思えないほどパワフルで圧巻のライヴだった。
個人的に一番良かったのはカーニャ。力強さ、妖艶さと線の綺麗さといい、佳代子さんの良さがもっとも表れていたと思う。
曲としてはアレグリアス。尚さんのファルセータ、隆充さんの歌、シレンシオでのSAYAKAさんのバイオリン。そのままレコーディングしたいぐらいの完成度だった。
何かしら和のテイストを入れるのが常だが、今回はフィンデフィエスタで津軽恋女。
満員の観客の手拍子で多いに盛り上がった。
そして、隆充さんのロルカの歌も泣けた。
