11/1(水)、宮崎県の高千穂小学校にて第2回目のワークショップ、コレ・フラメンコをやってきました。
今回は、ギターを20本全部持っていくので前々日より、貸し出していたギターの回収やら、チューナー、カポの準備、チューナー電池や弦チェック、替えの弦準備に追われ大わらわ。
ちょうど別府に遊びに来ていた友達に手伝ってもらい、ギターには名前を、ケースにも名前のタグを装着しました。みんなありがとう!
その後、箱詰めしてウチの車にギター8本、キコさんちのワゴンに12本、ワゴンの方はギター+荷物で後ろが見えない状態ですが何とか荷積みも完了!
大分市でのリハーサルの後、チームからあげは出発いたしました。
九州の秘境のような高千穂ですので日の高いうちに到着せねばなりません。
延岡経由でスムースに到着。その日は夕飯を食べて夜神楽へ。偶然、夕飯を食べたカフェの子供が高千穂小の児童で、何だか嬉しかったなぁ。
そして翌朝は7時40発にて高千穂小学校へ。今回も奔走してくださった御世話役のTさん、PAのKOさんと合流。Tさんは前日延岡からコンパネを搬入してくださり、ステージの設営は6年生が手伝ってくれました。
ギター20本を全員で手分けしてチューニング。ギターのともさんが最終チェックをしてカポをつけていきます。
舞台後方にギターをセッティング。20本並ぶと壮観。
ショーの前のチームからあげ。バモ~!
今回は
第1部 フラメンコショー
オープニングセビジャーナス
フラメンコの説明とメンバー紹介、ハレオ練習
ソレア 下郡紀子
タンゴ・デ・マラガ 川上摩紀
アレグリアス 太田マキ
ルンバ~タララ
カンテ(唄) 山﨑美佳 ギター 野崎智文
第2部 フラメンコワークショップ
カンテ
バイレ(踊り)
ギター
という内容。
前回より多い300人くらいの児童が参加してくれた。フラメンコへの反応も、前回の五十鈴小とはまた違ったりして、でもやっぱり子供たちの素直な反応にはビックリ。
特に誘導したわけではないのに、自然に手拍子で参加している子供達。前半は探り気味だったけれどドンドン声も出てくる。
タララは学校で給食の時間に流してくれたそうで、ショーラストのタララ実演では一緒に歌ってくれる子もたくさんいてホント嬉しかった♪
ワークショップは今回、初めてギターを20本持って来てけれど、やはり全員に触ってもらう事は叶わず、ワークショップの進行や内容についても、2回目ならではの色んな難しさが浮き彫りになったように思う。
6学年300人の児童。1年生と6年生ではできる事もおのずと違ってくる。全員が戸惑ったり、寂しい思いをする事なく、楽しんでフラメンコに、ギターに触れてもらうためには...
これからの大きな課題。方法ももう一度見直す必要があるのかも。
先生方、子供達はおおむね楽しんでくれたとは思うのだけど、チームの中にはもっとこうすれば良かったのかも、ここは改善できるかも、という思いが残る第2回のワークショップとなった。
にも関わらず、「アンコール、アンコール」と熱くフラメンコに取り組んでくれた子供達、先生方には本当に感謝です。みんなの一生懸命踊る姿、ギターを抱えた姿、まっすぐな瞳が次に進むエネルギーをくれる。
感動をもらってばかりだ。
次回は来年。回を重ねながら、毎回できるベストを尽くしてフラメンコを伝えていけたらと思います。
今回も家族総出でおもてなししてくださったTさん、姫ちゃん。高千穂小の先生方の尽きる事のない子供達への愛情、人への優しさ、その懐の深さにいつも完敗です。
前に初めて高千穂に来た時は、こんな風にギターを持って、大好きな仲間たちと再訪するなんて想像もしなかったし、こんな素晴らしい出会いに恵まれた事に感謝しかありません。
支えてくださる皆さん、からあげのみんな、本当にありがとう!!!
翌朝は半分眠りながら雲海を見に国見が丘へ。美しい。美しい。美しい。何もかも。