飼いならした鷹を拳にのせ、山野に放りして野鳥を落としたり、捕まえたりする鷹狩りは、江戸時代には将軍が自ら行ったほど盛んだった。
しかし、鷹場付近の村は田畑を踏み荒らされたり、鷹場の整備に駆り出されたり、鷹の生餌を納めさせらりたりと、農民泣かせだったようだ。
江戸には葛西、岩渕、戸田、中野、品川、目黒の6筋の鷹場があったが、特に目黒筋の鷹場は、江戸から距離や地形の関係から盛んに行われたという。
その目黒筋の中で最も利用されたのが現在東京大学の駒場キャンパスとなっている駒場野だ。
今宵は西日暮里のアルハムブラへ、そんな鷹場の跡地である東京大学駒場キャンパスにてフラメンコの指導を行っているラガルド祐子さん企画のライブを観に行った。


20140131a.jpg
【踊り】ラガルド祐子、青木千鶴子、川口真理子、椎名利恵
【歌】ディエゴ・ゴメス
【ギター】ICCOU
ラガルド祐子さんは、東大以外にも自身の教室を持ち、さらにフラメンコスタジオでの受付や、カサ・デ・エスペランサのカマレラもやっていたりと超多忙な日々を過ごされている。
今回、初のラガルド祐子企画とのことがだが、ちょっと遅れて店に着いたら超満員で熱気ムンムン状態だった。
踊りの方は、ガロティンとティエント。優雅に伸び伸びと彼女の良さが出ており、今まで観たなかで最高の踊りだった。
早くもこのブログに2回目の登場となる青木千鶴子さん。
今回はシギリージャとソレアと重い曲を2つ。力強くさを持ちながらエレガンテ。渾身の素晴らしい踊りだった。また新たな魅力を発見した。
20140131b.jpg
川口真理子さんは初めて。バンベーラとアレグリアス。
踊りからフラメンコが大好きだというのが滲み出ていたのが良かった。
椎名利恵さんは2回目。ソレアとグアヒーラ。
明るくて元気いっぱいのグアヒーラが特に素晴らしかった。
そしてICCOUさんのギター。アルハムブラの音響の良いこともあるが素敵な音だった。
【リンク】
Diario de ICCOU
写真は
1段目、ラガルド祐子さん
2段目、青木千鶴子さん
3段目、ディエゴ・ゴメスさん、ICCOUさん
20140131c.jpg

3つの壁の乗り越え方

【フラメンコに行き詰まりを感じている方へ】

フラメンコ(カンテ/踊り/ギター/他)が難しい...
先行きが見えない...
壁を感じている...