「新宿のムーラン・ルージュの片隅にゆふまぐれ居て我は泣きけり」
歌人であり精神科医だった斎藤茂吉の歌である。
昭和6年から26年まで新宿駅東口駅前に「ムーランルージュ新宿座」という劇場があった。
哀愁と風刺を込めたムーラン調と呼ばれる軽妙で洒脱な軽演劇やレヴューが行われていたという。
ムーランルージュ新宿座に通った斎藤茂吉は、医師で政治家の斎藤紀一の婿養子であったが、長男はエッセイストで精神科医の斎藤茂太。次男は小説家、エッセイストで精神科医の北杜夫。その娘がエッセイストの斎藤由香という言わずと知れた文学界の名家の人である。
今宵はフラメンコ界の名家の方が出演するライブを観に、高円寺のムーランルージュ「カサ・デ・エスペランサ」へと向かった。


20140201a.jpg【踊り】鈴木眞澄、宮内さゆり、宮内京子、岩崎美杉
【歌】齊藤綾子
【ギター】金田豊
親子四代ファミリア・ラマス(鈴木高子、鈴木眞澄、三枝雄輔、三枝麻衣、れお、るい、なな)のかなめ、鈴木眞澄さんはアレグリアスとティエント。
どっしりとした存在感、人生を背負った一挙手一投足の踊りを、2年ほど前に初めて観て、フラメンコの踊りの素晴らしさと可能性を教えてくれた方だ。今宵もその時の感動を思い起こさせてくれた。
宮内さゆりさんは、エレガンテなシギリージャに大きなアバニコでダイナミックなグアヒーラが素敵だった。
ガロティンとソレアポルブレリアの宮内京子さんは、元気でとても楽しそうに踊るのがとても好印象だった。
20140201b.jpg
鈴木眞澄さんの愛弟子、岩崎美杉さんは1部でソレア、2部は師匠と一緒にタンゴ。
キレの良さが観ていて気持ち良かった。
この日のエスペランサ、右隣りが岡田昌巳さん、左隣りが眞澄さんのお母様の高子さんでした。
観る方も緊張する一夜だった。
【リンク】
フラメンコスタジオ・マジョール
さゆりフラメンコ教室
齊藤綾子 - ayakocantes jimdo page!
写真は
1段目、鈴木眞澄さん
2段目、宮内さゆりさん
3段目、左から鈴木眞澄さん、宮内京子さん、宮内さゆりさん、岩崎美杉さん
20140201c.jpg

アクースティカ倶楽部

アクースティカ倶楽部イメージ
アクースティカ倶楽部は、仲間とともにフラメンコの「楽しさ」を追求する、フラメンコ好きのためのコミュニティです。