こんにちは!
そして、明けましておめでとう!
(ひゃー、なんて遅い新年のあいさつ。。スローにもほどがあるよねえ。。すみません。苦笑)
年末年始に4年振りに日本に帰国。
ここヘレスには1月中旬に戻ったが、
もうすでに1ヶ月も経ってしまった。


新年のあいさつがこんなに遅れて平気でいる私。
そんな私の時差ボケは、直るのには約1ヶ月はかかるのが常である。
ヘレスに着いたばかりのころに友達のひとりが
「前髪が(顔が、ってことだと思うけど)日本っぽくなって帰ってきた」
その同じ友達が数週間後に
「やっとヘレスのMakiに戻った」
自分では何が日本の真紀で
何がヘレスのMakiなのかはよく分からないが
実際この1ヶ月間は、なんだか眠くてボーっとして
みんなの言っていることが頭に入らない。
言葉はちゃんと聞いているのだが、頭が理解を拒否している感じ。
私が
「なんだか、まだ魂はヘレスに到着してないような感じでね」
と言うと、みんなは
「当たり前よ、人力ではとても行けないような遠くへ、ほんの十数時間で行ってきたわけだから」
と分かってくれる、許してくれる。
ほんと、ゆるいよねえーヘレスの人たち。
自分に甘いけど、他人にも甘い。
さて、友達が弾くっていうのでタバンコ(ヘレス特有のシュエリー酒バル)に見に行った。
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運良く一番前の席につけた。
久しぶりのシェリー酒だ。
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お酒の色が違うのは、シェリー酒にはいろいろ種類があるから。熟成期間によってとか、ぶどうの種類とか、製造方法とかの違いで。
これは別のタバンコで。
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踊りやすいルンバだったから、女性客たちが立ち上がってすぐに踊り始める。
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こんな写真で申し訳ないが、雰囲気だけでも伝えよう。
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じーっと見つめてくるひとりの女性がいるから
「私たち知り合いだっけ?」
と聞くと
「いいえ、知らないわよ」
との返事。

「?」
彼女
「あなた中国人でしょ?(ヘレスではアジア人は中国人と呼ばれる)楽しんでる?」
「知らない人にもどんどん話しかけるのよ。その方が楽しいじゃないの、私いつもこうなのよ」
「ソニアっていうの、よろしくね」
私が返事をする暇もなくどんどんしゃべってくる彼女が食べていたのは火に包まれた chorizo al infierno (地獄のチョリソ)。チョリソをアルコールでフランベした料理。
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庶民のフラメンコとシェリー酒と炎の夜 in Jerez de la Frontera.
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