母系の遺伝子を引き継ぐミトコンドリアDNAや、父系の遺伝子を引き継ぐY染色体のDNAの研究より、アフリカで生まれた現生人類がどのような経路を辿って移動してきたかが、かなり解明されてきている。
日本人は単一民族と考えがちだが、出アフリカを果たした人々は後にDNA的に3つの大きなグループに分かれていくが、その3つのグループすべての遺伝子を持つ世界的にも極めてまれな、多様な人々の集まりであるということが分かってきている。
地震、台風、津波など自然災害が非常に多く、さらに世界一の豪雪地帯に、さまざまな経路を経てきた先人たちがどうしてこの地に留まったのだろうかと考えながら、大雪の中、高円寺の「カサ・デ・エスペランサ」へと向かった。


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【踊り】野路智子, 沖あずさ
【歌】齊藤綾子
【ギター】今田央, 伏見かるな
今宵のエスペランサは出演者2名がインフルエンザのためキャンセル。
踊り手は2名となり、歌はピンチヒッターで齊藤綾子さんとなった。
長野から駆け付けた野路智子さん。エスペランサのママの師匠である金子文乃さんのさらに師匠、福岡にいらっしゃる倉橋富子さんの元に、今でも通ってるとのこと。
グアヒーラとソレア。エレガンテでキッチリとした素敵な踊りだった。
幸せいっぱいの沖あずささんは、アイレたっぷりのタラントと、1年前に始めたというアレグリアスは、外の寒さを吹き飛ばすような明るく元気いっぱいの踊りだった。
ギターはもともと二人だったが、踊り手が一人減った関係で、急遽各々のソロが加わった。
今田央さんはブレリアス。テンポの良いノリノリな感じが凄く良かった。
昨年の新人公演ギター部門で、非常に評判の良かった伏見かるなさんはタランタ。急なことにもかかわらず堂々としたプレイだった。
アフターも楽しかったが、帰りは地元の路線が追突事故のため、雪のなか1時間かけて歩いて帰ることとなった。
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【リンク】
齊藤綾子 - ayakocantes jimdo page!
今田央
伏見かるな
写真は、
1段目左、野路智子さん
1段目右、沖あずささん
2段目左、今田央さん
2段目右、伏見かるなさん

3つの壁の乗り越え方

【フラメンコに行き詰まりを感じている方へ】

フラメンコ(カンテ/踊り/ギター/他)が難しい...
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