フラメンコ・シティオ「ディスクの眼」で公演直前インタビューを掲載中の中田佳代子フラメンコ舞踊公演「追憶~Reminisceincia de Cai~」が、いよいよ始まる。
おととい、東京での最終エンサージョをのぞかせてもらったのだが、カディス軍団、やっぱり凄いですねぇ。楽しいですね、パワフルですねぇ。
陽気なエンターテイナー、パコ・レジェス、若いラウウル・ガルベスは既に哀愁を漂わせ、太陽のような活きの良さと倦怠が混在するマイ・フェルナンデス、伊達なカディスの2枚目ってな感じのニーニョ・デ・ラ・レオ、4人のアイレとパワーがスタジオ狭しと充満していた。その横でパーカッションの大儀見元さんがニラみをきかせ(いや、これが眼光鋭い大儀式見さんの楽しんでる表情!なんです)、ギターの斎藤誠さんが楽しそうに揺れている。
そして座長の中田佳代子は、...。
この日は、舞台スタッフも最後の確認のため集まっていて、スタッフが見守る中、エンサージョは進められていたのだが、
自身の踊り、アルティスタたちとのコミュ、スタッフとの打ち合わせと、一人何役もこなしながら、パワー全開のリーダーぶり。この規模の公演は彼女も初のチャレンジだから苦労も多いだろうが、いつもの"佳代ちゃんパワー"でぐいぐい押しまくっている。
そうだ! その調子! このまま本番までいってまえ!
さて、今日まもなく、盛岡での初演の幕が開く。
11日には東京、13日には大阪。
カディスの風、吹きぬけるか?!